Seydlitz AG

ザイドリッツ・アーゲー〈ザイドリッツ株式会社〉(Seydlitz AG , 通称:SAG)は, ザイドリッツ系関連会社の連携をはかり, 各関連会社製品を取り扱う総合商社である. 総合商社ではあるが, 実質的には機械商社である.

Seydlitz Auto Werke AG

ザイドリッツ・アウト・ヴェルケ・アーゲー〈有限会社ザイドリッツ自動車製造〉(Seydlitz Auto Werke AG , 通称:SAW)は, 自動車メーカーでザイドリッツ系企業の一つである.

概要

株式の約40%を自社で所有し, 40%をSAGにより所有されるSAGの関連会社である.

SAWは基本的に自社ブランドの設計開発はあまり行っていない. 一方で, 旧式車種の再生産や互換部品の製造に積極的に取り組んでおり, 日本車としては四輪自動車であるダイハツ・シャレードG11型を復刻生産している.

四輪モデル

ダイハツ・シャレードG11型
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1983年1月に発売され, 1987年に生産終了. 初代シャレードの設計思想を発展させ, より全高を高め, 室内空間の捻出が可能なパッケージングとなった.

乗車定員は5人, ボディタイプは3/5ドアハッチバックである. エンジンは大きく分けてガソリン・ディーゼルにそれぞれターボの有無を加味した4種であり, いずれも直列3気筒SOHCで排気量は998ccである. 変速機は5速MT/2速MT/3速MTの3種が用意され, 駆動方式はFFである.

700kg未満の重量は現行の軽自動車よりも軽く, そこに自然吸気ガソリンエンジンを組み合わせても59馬力を発揮することから, エンジンへの負担は比較的軽く, 19〜30km/Lという燃費と軽快な走りを実現している. その性能に加え, 低収入でも入手しやすい価格であったことで愛着を持ったオーナーは多かった. メーター類は最低価格モデルのものでも見ていて飽きず, 全モデルに対する設計者の愛情を垣間見ることができる. 後期モデルのヘッドライトは"猫目"と呼ばれ親しまれた. エンジン音はダイハツ系3気筒独特のしゃんしゃん というようなノイズが特徴的である. 全体に角ばったデザインであり, 板金技術がまだ未成熟であった時代のデザイナーの古きよき技を伝えるデザインである.

その他装備品

SAW-Dg-M
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SAW-Dg-Mは, SAWが製造するモータースポーツ向け二輪駆動四輪自動車用の差動装置キットである. 略称の内訳は Seydlitz Auto Werke - Differenzialgetriebe - Motorsport  である.

このキットはディファレンシャルギア(差動装置)をはじめとし, デフロック機構, 車輪/車軸スリップ抑制システムと走向安定化装置などのモジュールから構成されている. ディファレンシャルギア以外は基本的にオプションであり, 個別に取り付け・取り外しを行うことが可能となっている. また, 各モジュールはユーザによる細かなチューニングが可能となっている.

霧雨発動機製造 (旧 Seydlitz Aero Engines AG)

霧雨発動機製造は, 航空機用発動機メーカーでザイドリッツグループ構成企業の一つである.

旧名はザイドリッツ・エアロ・エンジンズ・アーゲー〈ザイドリッツ航空発動機株式会社〉(Seydlitz Aero Engines AG , 通称:SAE)である.

概要

株式の約20%を自社で所有し, 40%を河城重工業, 10%を森近香霖堂, 10%を霧雨魔法店, 20%をSAGにより所有されるSAGの関連会社である.

SAE416/霧雨二型エンジンの開発において資金難に陥り, その際に河城重工業・森近香霖堂・霧雨魔法店から友好的買収を受け, 社名を霧雨発動機製造として再生した.

航空機用発動機

SAE411/2
定格プロペラ枚数は4翔単方向, 定格出力は360,000rW, 定格最高高度海抜300rmのプロペラ角度自動調整装置付・正立V型水冷ガソリンエンジンである.

NyoriAdvancedTechnologies(NAT社)の製品である航空機用高性能ガソリン機関NM621を意識して製作されたものであり, 性能特性曲線上ではほぼ同等の性能を示す. しかし、良く見積もってもあくまでNM621と互角であり、NM621の獲得した信頼性・完成度・ブランド力を超えて市場で勝利する事はなかった.
SAE412 SAE223 SAE214 SAE425 "Nieselregen"
SAE412 SAE223 SAE214 SAE425 霧雨
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定格プロペラ枚数は2翔二重反転または4翔単方向のいずれか, 定格出力は180,000rW×2または360,000rWのいずれか, 定格最高高度海抜300rmのプロペラ角度自動調整装置付・正立V型水冷ガソリンエンジンである.

SAE411/2の開発に伴い試験設備が充実したため, 各種形式のエンジンを一挙に製作しその比較を行うというプロジェクトが実行された. その中でSAE社によって開発された一連の航空機用レシプロ機関が霧雨シリーズである. そのために量産製品というよりはマイルストーンとしての意味合いが強いものの, NM621が登場して久しく, また新造の航空機が増えていたということもあり, 実用試験向けにいくらかの発注を受けた.

受注先で試験を担当したテストパイロットらによると, NM621と同形式のSAE412は, 対気速度200km/h以上の速度域における加速性能, 海抜4000mまでの上昇性能, 海抜4000mにおける高空性能, 急降下における加速性能, という点において優位であるということである。この予想外の好評を受け, 本来ならば型番しか与えられなかったはずのこれら4つのエンジンは、「霧雨(Nieselregen)」との愛称を与えられた。
SAE416 "Nieselregen II"
SAE416 霧雨二型
http://rigidchips.orz.hm/hokan/up/src/orz15952.txt
定格プロペラ枚数は2翔または4翔のそれぞれ単方向と二重反転, 定格出力は180,000-360,000rW, 定格最高高度海抜6000rmのプロペラ角度自動調整装置付・正立V型水冷ガソリンエンジンである.

霧雨シリーズの後継にあたる. 様々な条件の下, 長い時間をかけて行われた試験によって生じた膨大なデータを解析し, 幅広い速度域と高度域で当時世界最高の推力を実現した. 高推力はすなわち高効率であり, 経済性能の面でも世界最高を達成した.

開発中, SAEは資金難に陥り試験を続行できないばかりか倒産の危機に追い込まれたが, 河城重工業・森近香霖堂・霧雨魔法店の3社による友好的買収で霧雨発動機製造として再生し, 開発を完了させた. その後, 霧雨二型は世界の航空機用レシプロ機関事情をすっかり塗り替えることとなった.
SAE417 "Nieselregen III"
SAE417 霧雨三型
定格プロペラ枚数は2翔または4翔のそれぞれ単方向と二重反転, 定格出力は180,000-360,000rW, 定格最高高度海抜6000rmのプロペラ角度自動調整装置付・正立V型水冷ガソリンエンジンである.

霧雨二型の後継にあたる. 現在開発中であり, 基本性能の向上はまだ未知数である. 測定規模が肥大化したため, 国際共同での開発に向けて調整が進められている.

霧雨三型の開発中, tritは航空機用汎用発動機AE10を発表した. これは, 低高度域において霧雨二型に匹敵する推力と, 霧雨二型を大きく超える柔軟性を示した. そのため, 霧雨三型の開発は中止が検討され, 社名をSAEへと戻すことも提案された. しかし, 試験を進めたところ, 高高度性能に関しては霧雨二型がAE10に勝ると分かり, まだ霧雨三型の需要はあると結論付けられ, 開発は続行されることとなった.

かつて霧雨魔法店が河城重工業と森近香霖堂にSAE救済を呼びかけたとき, その代表者は「星空との距離を縮めるレシプロエンジンが欲しい」と話したという. そのエンジンへの道は, まだ続くようである.

添付ファイル: file012.jpg 341件 [詳細] file20090507a02.jpg 363件 [詳細] file20090506d_320x240.jpg 364件 [詳細]

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Last-modified: 2021-05-16 (日) 21:52:13